ネンシャド・バードリワラが共同創業したPaxata社は、思考速度で生のデータを信頼性の高い情報へと変換する。同社のエンタープライズグレードのセルフサービス型データ・プレパレーション・システム、アダプティブ・インフォメーション・プラットフォームは、ビジネスアナリストが分析、運営、規制要件に対応するオンデマンドでアドホックなビジネスデータニーズをサポート。ビジネスアナリストは、直感的にわかりやすいビジュアルアプリケーションを使い、完全なガバナンスとセキュリティ状態を維持しながら、コーディングすることなくクリックするだけでデータにアクセスし、検索、形成、コラボレーション、パブリッシュ(公開)することができる。またIT部門がデータ量の規模や多様性、エンタープライズおよびクラウド・データ・ソース、即時かつ反復可能なデータサービスニーズに対応するビジネスシナリオをサポートすることを可能にする。Paxataでは、Apache Sparkをベースに構築し、Apache Hadoopで動作するよう最適化。自動化された人工知能、柔軟なクラウドアーキテクチャー、分散型コンピューティングを活用し、生データからインサイトへのパイプラインを自動化するという、没入型ビジネスコンシューマー体験を提供。プラットフォームはオンプレミス、パブリック、プライベート、またはハイブリッドクラウド環境のいずれでも導入が可能。
バードリワラ氏はビジネスアナリティクスの分野において、製品戦略、管理、開発で数多くの実績を持つエグゼクティブであり、オピニョンリーダー。Paxataでは長期製品戦略を監督し、マーケットでは製品の伝道者としての重要な役割を担い、そのデザイン、管理、マケーティングそれぞれの部門を成功に導いた。これまでに、SAP社では製品管理・開発・技術担当副社長を務めビジネスアナリティクスビジョン、戦略を手掛け、Pilot Software、OutlookSoft、Business Objectsの各社買収につながるロードマップ策定に寄与。それ以前には、Hyperion Solutions社でHyperion System 9の発売を手掛けてきた。同氏は、Siebel Systems社でそのキャリアをスタートさせ、Siebel Analyticsを担当。また「Driven to Perform: Risk-Aware Performance Management From Strategy Through Execution」の著者の一人でもある。